5. VMware ESXi のインストール

任地では、下記2台の仮想サーバがあり、それぞれに親ドメコン兼DHCPサーバ、教職員用ドメコンサーバ、生徒用ドメコンサーバが格納されています。セカンダリの仮想サーバ(5.5.0)を構築したものの、いつになっても同僚がゲストOSのライセンスを取得してこなかったので、失効して今は動作していません。。別な同僚に頼んだら、翌日には政府系ネットワークにアクセスして、既に取得済のボリュームライセンス情報を引っ張ってきてくれました。ということで、えーまた構築するのー??といった感じですが、再度セカンダリの仮想サーバを構築していきます。クライアントOSをWindows10にUpgradeしたので、新しい仮想サーバをプライマリにし、古い仮想サーバはセカンダリとして残しておきます。

  1. VMware ESXi 4.0.0 (64bit)
  2. VMware ESXi 5.5.0 (64bit)

VMware ESXi 5.5 インストール前の準備

※ PHPのバージョンアップやEC2からLightsailへの移行等で、画像がどこかに行ってしまいました(面倒なので対策せず)

電源ON後、F2 を押して BIOS設定画面 で以下の設定を行っていきます。Processor Settings を選択して Enter です。

64bitの仮想マシンを使用する為に、Virtualization TechnologyEnabled にします。

パフォーマンス向上の為に、Power ManagementOS Control にします。

Save changes and exit します。

VMware ESXi 5.5 のインストール

My VMware にアカウントを登録後、ログインして、フリーライセンスの VMware ESXi 5.5 をダウンロードします。ダウンロードしたISOファイルはメディアに焼いておきます。

VMware ESXi 5.5 のメディアを挿入してシステムを起動します。既存のデータを消去して問題なければインストールを進めていきます。

キーボードレイアウトは、US Defaultを選択

確認画面が表示されるので、F11キーを押してインストール

進捗が表示されます。

インストール後に再起動が走ります。

システム起動後、F2キーを押して設定をしていきます。

rootユーザのパスワードを設定

Configure Management Networkを選択してEnter

Network Adaptersを選択してEnter

vmnic0が選択されていることを確認してEnter(後でチーミングの設定します)

IP Configurationを選択してEnter

IP Address、Subnet Mask、Default Gatewayを設定

IPv6 Configurationを選択してEnter後、使用しない設定になっていることを確認してEnter

DNS Configurationを選択してEnter後、DNSサーバのIPアドレス仮想サーバのホスト名を入力

確認画面で、Yesを選択して、再起動

仮想サーバが起動します。画面に記載の通り、仮想サーバにブラウザからアクセスすると、管理ツールがダウンロードできます。

まだ VMware vSphere Client をダウンロードしてなければ、ここでダウンロードします。

VMware vSphere Client のインストール及び設定

VMware ESXiホストは、VMware vSphere Clientで管理画面にログインして、操作します。その為、まず使用しているVMware ESXiのバージョンに合ったVMware vSphere Clientダウンロードし、作業端末にインストールします。私はVMware vSphere Client 5.5をインストールしましたが、ESXi4.0&ESXi5.5の双方とも操作できてます。

設定については、My VMware に再度ログインして、ダウンロードした VMware ESXi 5.5 のライセンスキーを確認します。

VMware ESXi Server にログイン

ライセンスが60日で失効する旨のメッセージが表示されますが、ここはOKをクリック(下記で設定)

ConfigurationタブLicensed Featuresをクリックし、右上にあるEditをクリック

新しいライセンスを割り当てるにチェックし、Enter Keyをクリックして、ライセンスキーを入力

ライセンスが設定されたことを確認

Time Configurationをクリック後、Propatiesをクリック

時刻を修正します(※Windowsサーバをインストールしたら、NTPサーバを指定してNTPサーバから時刻を取得します)。

Summary 画面
NICが2枚刺さっていることが確認できます。

Health Status 画面
ハードウェア障害等の情報を確認できます。

物理NICのTeaming

上記の通りNICが2枚あるので、ESXi vShere Networkを参考にチーミングの設定をしていきます。

VMware Toolsのインストール

VMware ESXiとゲストOSとの連携が必要な機能を実現するためのユーティリティVMware Toolsをインストールします。下記を参考に、VMwareToolsのISOファイルをデータストアにアップロードして、ゲストOSにマウントします。その後、ゲストOSからインストールします。

  • VMwareToolsをデータストアにアップロード

Configurationタブをクリックして、該当のデータストアを選択して右クリックし、Browse Datastoreをクリック

アップロードアイコンをクリックし、Upload Fileをクリック

アップロードのステータス画面が表示されます

該当のデータストアに VMware Tools がアップロードされました。

  • 各ゲストOS上でインストール

※準備中

参考
VMwareToolsインストール

SSH接続設定

基本的にはVMware vSphere Clientから操作しますが、SSH接続して作業が必要な場合もあるので、下記を参考にSSH接続設定をします。

ESXi 5.5の場合
ConfigurationSecurity ProfileProperties をクリック

ESXi ShellSSH をそれぞれ選択後に Options をクリックしてデーモンを起動するよう設定

設定を反映させる為にホストを再起動

再起動後、下記設定になっていれば、SSH接続が可能です。

参考
ESXi 4.0 ホストに SSH 接続する
ESXi 5.5 ホストに SSH 接続する

全てのゲストOSがフリーズして、VMware vSphere Client からもホストの再起動ができない場合が度々発生するので、その際は、SSH接続後にrebootコマンドを実行しています。

# reboot

パフォーマンスチャートの表示期間を延ばす

無償ライセンスでESXiを使う場合、デフォルトでは過去1時間のパフォーマンス情報しか見ることができない為、下記を参考に表示期間を延ばします。

無償のVMware ESXiで、パフォーマンス チャートの表示期間を延ばす方法

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