8. Webサイト移転

ボツワナ隊員でボツワナ知恵袋というサイトを運営していますが、利用していたクラウドサービス終了に伴い、サイトを移転しました。サイト移転に伴う手順を記載していきます。

概要

  • 旧サイトはRedHatOpenShift Online2を使用
  • 上記の無料サービスは2017年9月末で終了
  • ボツワナ知恵袋はWordPressを使用しているので、WordPressが使用できることが条件
  • 移転先のサイトも無料で使用したい(クレジットカードの登録もしたくない)

旧サイトのデータエクスポート

①WordPressの管理画面から、ツール⇒エクスポートでデータエクスポート(投稿データ(画像含む))
すべてのコンテンツにチェックし、エクスポートファイルをダウンロードをクリックすると、wordpress.YYYY-MM-DD.xml のような形式のファイルがダウンロードされます。

②phpMyAdminからデータベースをエクスポート(投稿データ(画像含まない))(※あまり必要ない)
※https://XXXXX.rhcloud.com/phpmyadmin/ でphpMyAdminへログイン

Ubuntuを起動後、git cloneを用いてデータバックアップ
※自分はgitの使い方を思い出してる内にリミットが来てしまったので(git初心者なので・・・)、バックアップを取れませんでしたが、バックアップが取れていれば、下記プラグインのインストールや設定は不要だったと思います。

# Git repositoryのURLはサイト管理画面(https://XXXXX.rhcloud.com)に記載
# git clone ssh://XXXXX@XXXXX.rhcloud.com/~/git/XXXXX.git/

参考
gitHubでssh接続する手順~公開鍵・秘密鍵の生成から~
今さら聞けない!GitHubの使い方【超初心者向け】 | TechAcademyマガジン

新サイトのサービス選定

クラウドサービスの利用形態によって、以下のように分かれます。

クラウドサービスの分類
用語 利用形態
IaaS (Infrastructure as a Service) AWSのEC2、Google Cloud PlatformのGoogle Compute EngineなどのOSレイヤから下の層を提供するサービス
PaaS (Platform as a Service) Google Cloud PlatformのGoogle App Engine、RedHatのOpenShift Onlineなどのミドルウェア層までを提供するプラットフォームサービス
SaaS (Software as a Service) Gmail、Googleドライブ、Dropbox、Evernote、Githubなどのソフトウェアサービス

サイト移転先として、クレジットカード登録不要なNetowl社のレンタルサーバーを選びました。2017/10/13時点で、海外からの登録は制限されてしまってました。海外から同様のサービスを利用するなら、エックスドメインのレンタルサーバ(エックスサーバ)あたりが利用できそうです(海外からのFTP接続は制限されているようです)。

移転先サービスの選定
サービス 検討内容
RedHatのOpenShift Online3 (PaaS) 無料で利用可能だが、v3ではWordPressの提供が無くなっている
Google App Engine (PaaS) MySQLの代わりにGoogle Cloud SQLを使用する必要があり、その費用が若干が掛かる
Google Compute Engine (IaaS) ほぼ無料で利用できるが、クレジットカードの登録は必要。
Netowl社のレンタルサーバ(StarServer) (PaaS) 無料で利用できるが、PC以外のスマホ/タブレットからのアクセスは広告が表示される。

Webサイト構築

Netowl社のレンタルサーバを利用したので、WordPressがインストールされている状態から、各種設定を行います。無料プラン管理をクリックした後、サーバ管理ツールをクリックします。

サーバ管理ツールで、ダッシュボードのSSL設定を行い、FTPも利用可能にします。国外(ボツワナ)で使用するので、各種制限は無効にしておきます。

続いて、ダッシュボードをクリックして、WordPress管理画面を開き、必要なプラグインをインストールし、有効化します(プラグインについて記載すると長くなるので、ここでは割愛します)。

サイトデータ移行

ツール⇒インポートから、インポーターの実行をクリックします。

WordPressのインポート画面で、上記でエクスポートした移行元のファイルを選択し、ファイルをアップロードしてインポートを実行します。

各種設定

  • Postman SMTPの設定

隊員より新規投稿があると、サイト管理者にメールが届き、内容確認後に公開しています。その為、メール送信する仕組みが必要なので、Postman SMTPというプラグインをインストールしてメールを送信しています。

  • 新規ユーザの追加

隊員用のユーザを追加し、隊員は非公開記事も閲覧できるように設定します。

  • 購読者は管理者ページのアクセス禁止

デフォルトでは、購読者がダッシュボードと呼ばれる管理者ページにアクセスできますが、必要ないので管理者ページへのアクセスを禁止します。

  • リンク切れチェック

本サイトは2013年より運用されているので、リンク切れも多々あります。Broken Link Checkerプラグインでリンク切れをチェックし、リンク解除するなどの対応をします。

  • 被リンク元を調べる

旧URLに対してリンクを貼っているサイトを確認します。姉妹サイトのGAPE-ボツワナの情報サイト-が旧URLにリンクを貼っていたので、新URLに修正しておきます。
Googleアナリティクスでリンク元を調べる方法

  • 301リダイレクト(恒久的な転送)

ブックマークなどから旧URLへアクセスされてしまう場合があるので、301リダイレクト(恒久的な転送)を設定しておきます。これにより、旧URLにアクセスがあった場合にも、強制的に新URLへ転送されます。

データバックアップ

全ての作業が完了したら、念のためバックアップを取得しておきます。

①WordPressの管理画面から、ツール⇒エクスポートでデータエクスポート(投稿データ(画像含む))
全てのコンテンツにチェックし、エクスポートファイルをダウンロードをクリックします。

②データベースのバックアップ(投稿データ(画像含まない))(※あまり必要ないかも)
サーバ管理ツールから、データバックアップをクリック

エクスポートを実効をクリックして、SQLファイルをダウンロードします。

③FTPを使用して/wp-content以下のデータをバックアップ
/wp-contentフォルダ以下には、WordPressに使用している画像や動画などのメディアファイル、テーマ、プラグインファイルなどが保存されています。