派遣前訓練(1週目)

アフリカ

2016/1/5(火)より、福島県二本松市で70日間(10週間)に渡る研修が始まった。

二本松トレーニングセンター(NTC)

二本松トレーニングセンター(NTC)

なるべく荷物を少なくして挑んだのだが、完全に失敗だった。今回においては、ちょっとでも必要と思えるものは全て持っていくのが正解だ。特大のスーツケースの人がほとんどで、段ボールを宅急便で送り届けている人もいたようだが、そうするべきだったと思う。

訓練入所案内 の持ち込み品の他、以下も必要だった。

出張販売で購入できたもの(毎週火・金)

  • 筆箱、シャーペンの芯、消しゴム、蛍光ペン、修正ペン
  • ファイル、穴あけパンチ
  • 単語帳、印刷用のA4用紙、模造紙
  • シャンプー、ボディシャンプー
  • コーヒー、クリープ
  • お菓子(徐々にチョコが手放せなくなる)

消耗品を購入できるのはありがたいが、それ以外の物は割高になるので、持っていけるものは持っていった方がいい。

岳温泉近くのコンビニで購入したもの

  • BOXティッシュ
  • ホチキス、OAタップ

15分くらい下ったところにコンビニがあるので、日曜に行くことが可能。

Amazonで購入したもの

スリッパは居室周りしか使用できず、お風呂に行くにはサンダルが必要という縛りが。サンダルを買いに行くには、1日2本しかないバスに乗って二本松駅に行く必要がある。。サンダル買うだけで日曜が1日潰れてしまうので、ここはAmazon先生に頼むことにした。

70日分の荷物としては少なかった。。

70日分の荷物としては少なかった。。

居室にはベッドと机とクローゼットがある

居室にはベッドと机とクローゼットがある

開会式に18の国の旗がある。27年度4次隊で派遣される国と思われる。

開会式に18の国の旗がある。27年度4次隊で派遣される国と思われる。

おかずの種類が多いので、ご飯を少なめにしても足りる。朝のジョギングの効果もあったのか徐々に体重が落ち、67kgの体重は2週間で64.5kgになった。

一汁三菜で栄養バランスが良さそう

一汁三菜で栄養バランスが良さそう

ここは学校と考えた方がしっくりくる。色々な当番や、委員会などがある。語学の勉強以外にもやることがたくさん。

食事当番係、日直係は交代しながら行う

食事当番、日直係は交代しながら行う

23時以降の勉強は凍えながら行うことになる。訓練生の要望が通り、2週間後には24時まで温水ラジエータが付くことになった。

温水ラジエータ―が付いているのは5:00-23:00の間。23時以降は冷え込んでくる。

温水ラジエータ―が付いているのは5:00-23:00の間。23時以降は冷え込んでくる。

寝袋で寝れば暖かい

寝袋で寝れば暖かい

教科書のリスニング音声教材はデータで配布

教科書のリスニング音声教材はデータで配布

班別リーダ、国別リーダー、語学ホームクラスリーダー、語学テクニカルクラスリーダーなど色々なカテゴリー別のリーダーが選出される

班別リーダ、国別リーダー、語学ホームクラスリーダー、語学テクニカルクラスリーダーなど色々なカテゴリー別のリーダーが選出される

共有フォルダで委員会などの情報を共有できる

共有フォルダで委員会などの情報を共有できる

最初の1週間は色々な行事などがあり変則的だが、翌週以降は徐々にスケジュールが確定してくる。17時以降も1-2時間は何かしらの集まりや行事があり、語学のホームワークをこなすだけで精一杯だったりする。

2週目以降から外れたが、19:00~21:00は居室または語学教室で自習という縛りがあり、洗濯も風呂も入れず、21時以降に洗濯機に入れて風呂入って、22時頃に乾燥機に入れる。乾燥機の使用は22:30までになので、それまでに取り出さなければいけない。このスケジュールでは洗濯物が渇かない。何なんだろう、この無意味な縛りは。時間を自由に使えず、フラストレーションが溜まっていく。

徐々に時間を使いこなせるようになってきて、洗濯機と乾燥機は朝から使うことにし、17:00~18:00の間にお風呂に入ることにした。これで細切れだった勉強時間が、(他の集まりなどが無いときは)19:00~22:00までの3時間、語学教室で勉強できるようになった。ホームクラスのメンバーもいたりしてスピーキングの練習も出来たりするので、縛りが外れた後もこのスケジュールを続けることにした。

月~土のスケジュール

時間 内容
6:30~7:10 点呼、ラジオ体操、ジョギング
7:10~8:00 朝食
8:45~11:35 語学 (ホームクラス)
11:40~12:30 昼食
13:00~14:50 語学 (テクニカルクラス)
15:10~17:00 JOCV講座
18:00~18:50 夕食
19:00~21:00 自習 (居室か語学教室のみ)
22:30~ 帰室、点呼、消灯
午前中の3コマがホームクラス(1コマ50分)、午後の2コマがテクニカルクラス(英語の場合)。毎週金曜日はミニテスト、そして中間試験、最終試験もある。

午前中の3コマがホームクラス(1コマ50分)、午後の2コマがテクニカルクラス(英語の場合)。毎週金曜日はミニテスト、そして中間試験、最終試験もある。

JOCVが覚えておくべき共通トピックについて記載されている

JOCVが覚えておくべき共通トピックについて記載されている

SV(シニア海外ボランティア)も含めて80名強が6つの班に分かれている。最初の週末は、同じ班のメンバーや、同じ派遣国のメンバーで、ほとんどの人が自由の奪われた研修所から脱出し、街に飲みに繰り出した。

班で飲みに行ったミンズヤード。送迎付きなのがありがたい。

班で飲みに行ったミンズヤード。送迎付きなのがありがたい。

岳温泉の近くに足湯できるスポットがあった。岳温泉は、二本松トレーニングセンター(NTC)からコンビニのある一番近い街(徒歩15分くらい?)

岳温泉の近くに足湯できるスポットがあった。岳温泉は、二本松トレーニングセンター(NTC)からコンビニのある一番近い街(徒歩15分くらい?)

最初にTOEICのようなテストがあり(翌日スピーキングのテストもあり)、その結果クラス分けされる。英検3級もしくはTOEIC330点以上であることが応募時の最低条件であり、自分は英検準2級(TOEIC400点は書類紛失)を提出していたが、10年以上前のものなので、改めてTOEICを受けたところ、315点という結果だった。。

NTCで受けたテストはもちろん散々な結果だったので、呼び出しを受けてしまった。自分は最下層のホームクラスに配属になるようだ。必死に頑張らなければいけない事実を伝えられ、それと併せて君達には伸びしろがあると励まされた。そう、我々には伸びしろがある。笑 私達は自分達のチームをドリームチームと呼ぶことにした。

語学クラスのある研修棟は日本語での会話が禁止され、講義時間内は辞書で調べることも禁止され、ノートに日本語を書くことも禁止された。わからない単語を英和辞典で調べてもノートに書けないので、仕方なく英英辞典で調べて、簡単なセンテンスや導き出せそうな関連キーワードなどを書くことにした。最初は負荷が掛かって大変だったが、いちいち英語と日本語を行き来せず、英語だけで考えるようになったので、慣れてくるとこっちの方が楽になってきた。英語脳ができ始めたのだろうか。

普段からなるべく英語を使うように心掛けている。もちろん英語以外の言語を学習している人もいるので、いつもという訳にはいかないが。ただ、いつでも英語を話す相手がいる貴重な環境にいると思う。日曜はさすがにあまり英語を使わないので、リセットされてしまうのか月曜は少し英語が出てこなかったりする。

語学ホームクラス(1クラス4人くらい)

語学ホームクラス(1クラス4人くらい)

テクニカルクラスは職種毎にクラス分けされる。自分たちは教えるということについてレクチャーを受けつつ、40分のプレゼン(模擬授業)を5回行うこととなった。ホームクラスとテクニカルクラスでそれぞれホームワークが出されると中々大変なので、ホームクラスのホームワークは昼を早く済ませて、午後のテクニカルクラスの前になるべく終わらせることにした。

語学テクニカルクラス(1クラス4人くらい)

語学テクニカルクラス(1クラス4人くらい)

過去のOV(Old Volunteer)の写真が飾ってある

過去のOV(old Volunteer)の写真が飾ってある

Tim講師が出身国のジンバブエを紹介してくれている

Tim講師が出身国のジンバブエを紹介してくれている

過去の研修のブログや、派遣前研修を受けていた人の話しを聞く限り、この忙しい状況は想像できなかった。人づてに2回目の人の話しを聞く限り、以前より厳しいスケジュールになっているようだ。研修の内容を書くより飲みに行ったことをブログにアップしがちだし(実際楽だったのもあるだろうけど)、国民の税金を使っているので色々な人が青年海外協力隊の人のブログを見て、『飲み歩いてばかりでけしからん』と指摘を受けている内に、どんどん厳しくなっていったのが今の現状なのだろう。

語学が厳しいのはいいが、色々なワークショップを詰め込み過ぎている現状はあまりいい状況とは言えないので、もう少しゆとりのあるスケジュールで、語学に専念できるようになっていって欲しいと思う。

※ 人によるので、語学レベルがある人は、そこまで忙しく感じてないのかもしれない。