月曜~金曜日
月曜から金曜まで午前中はセツワナ語のレッスンが続く。いっとき少しペースダウンした時もあったが相変わらず進みが速く、英語の説明もあまり聞き取れていないので、かなりつらい。まだ九九も覚えられてないのに、授業は因数分解にでも進んでいるような感じで、暫くは必死にくらいついてはみたものの、なんでこんな苦労しなきゃいけないのか疑問に思い始めてくる。これ以上はわからない授業を受けていても、時間の無駄だ。というか4時間もよくわからない講義を聞いていることはかなりの苦痛だ。シニアの方はもっと大変だったようで、今回だけ特例という話しではあったが、語学レッスンをセツワナ語から英語に振り替えてもらっていた。
他の2人はペースは落として欲しくないようだ。ディビーもより多くのことを教えることが自分の評価に繋がると思っているのか、今のペースで進めていきたいようだ。言い方を変えれば、2人がしっかり理解できていれば、一人全くわからない奴がいても問題はないということなのだろう。人としてどうなのだろう?語学アンケートには、講師の性格は最低点を付けとくしかないな、これは。自分に教えるつもりがないのであれば、自分を除いたメンバーでやってもらうしかない。今日を含めて11日分は講義を受けたことになるので、あとの4日は復習なり別メニューで対応したい旨JICA調整員に伝える。
結果どういう話しになったのかわからないが、別メニューにはならず、いつも通りレッスンは進められたが、授業は少しスローペースになっていた。
レジーナさんがよく近道を通っているので、一緒にブッシュを通り抜けてみることにした。道中あのブッシュには『少年がナイフを持って金目の物を出せと現れるのよ』などというので、途中で結構迷ったけど、結局今回だけ通り抜けることにした。レジーナもたまにしか通らないとのことで、大人の男のディビーも通りたがらないくらいだから、やはり危険なのだろう。
金曜の夕方は所長宅に招かれ、ご馳走を頂いた。所長も奥様も元協力隊員とのことで、いろいろお話しを聞かせて頂く。ボツワナの人はよくハッピーか?と聞くそうだ。逆に『I’m unhuppy!』という言葉に敏感なのだそうだ。電気工事などは日本から比べるとかなり適当だったりするのだが、そこで『I’m unhuppy!』を使うとそれは大変だということでしっかり対応してくれるのだそう。
土曜日
土曜はまだ行ったことのないAirport Junctionにコンビで行ってみることにした。
お昼はStation Mallで取ることにし、頼み方がわからなかったので、隣のおにーさんと同じのといって注文した。そのおにーさんが向いの席を合図するので、一緒の席で食べることにした。「How are you?」とか聞かれたが、あえてセツワナ語でケツヒレジャン(I’m fine.)!ウェナオツヒレジャン?(And you?)とか言ってみる。1回では通じないが、2回くらい言うと通じる。自己紹介とかも軽くしてみる。何とか通じた。
ドミトリーに戻るとガードマンが木を指さして「Look!」という。指先の方向を見ると、ボツワナの猿がいた!たまに庭の木に現れるのだそう。
日曜日
ボツワナには大使館員やJICA職員&ボランティアがほとんどでそれ以外はわずかしかいないが、日本人でタクシードライバー兼いろいろやられているゆかさんという方がいる。その方のタクシーを利用してチャイナストアなどを巡った。味噌や豆腐など普通のスーパーで手に入らないものがここには置いてある。