11/4 8:30起床
11/4 9:15出発
宿のトイレットペーパー頂いて出発。薬局発見。風邪がまだ治ってなかったので、イソジン的なものを欲しいと伝える。「I want to ガラガラ ペッ!」で伝えてみる。お口くちゅくちゅモンダミン的なものを勧められたので、ジェスチャーで咳してるのを伝えたところ、シロップ的なものを勧められた。これで我慢しよう。1日3回飲んでねとのこと。
昨日のバスターミナルの案内所に戻って、チケット購入することにする。5社の案内所があり、昨日から使っているALSA社(2番窓口)でチケットが購入できるか聞いてみる。目的地のサン・ジャン・ピエ・ド・ポーまではないだろうから、途中のバイヨンヌまでのバスがあるか聞くがないとのこと。隣の1番で聞くもないとのこと。3番でも聞くとないとのこと。どのNoの窓口で購入できるか聞くと2番とのこと。んっ、もしや!再度2番でバイヨンヌまで行きたい、隣の窓口でここで購入できるって聞いたよと伝えると、直通ではないが、サン・セバスティアンで乗り継ぎならあるとのこと。購入する。このあたりでオラ(Hi)とグラシアス(ありがとう)だけ言えるようになる。
11:00~12:00 パンプローナ~サン・セバスティアン
12:00~13:00 サン・セバスティアン~バイヨンヌ
バス停の番号はあてにせず、バス会社名と行き先で確認することにする。バスに乗ると皆座席Noを確認している。自分のチケットを見ると座席番号36と書かれているようだ。たぶん。36番に移動しておく。
バイヨンヌに到着すると、小さい町のようで、ローカルバスしかないようだ。ローカルバスを3回乗り継ぐとサン・ジャンに辿り着けるようだが、難易度高そうなので止めとく。サンジャンまで電車で行くことに決めるが、バイヨンヌのバスターミナルと駅は離れているようだ。タクシーも見当たらない。
地図で線路の表示が確認できたので、線路まで行って、そこから線路沿いに駅に歩いて行くことにする。線路があるだろう位置に到着しても線路が見当たらない。小高い丘のような場所にいるので、この下を線路が通っていると信じて左に曲がり恐らく線路沿いであろう道を下っていく。暫くすると線路が見えてホッとする。通りすがりの人にこのまま進めば駅ですよねと確認すると、暫く考えた後、反対だよと言われる。雰囲気的に駅までは遠そうだ。反対側に進むと完全に線路を見失う。また通りすがりの人に聞くと、駅なんて近くにないよ、バスに乗ったらとバス停を指さされる。確かにバスに乗ればどこかの駅には辿り着くだろう。
15:15 バスに乗る(1ユーロ)
15:55 終点に着いてしまう
バスが到着して運転手に駅に行くよねと確認して、乗り込む。ラウンドアバウト(円形交差点)が多く、信号待ちが少なくてよい。途中で駅に停まる。ここで降りればいいのかな?でもなんだろ、誰も降りない。無人駅のようだし、一日に数本しか電車が停まらない駅に感じる。迷ってるうちにバスが進む。誰もボタン押してないので当然だ。降りるタイミングを逃して、どこで降りたらいいんだろうと思案している内に、終着点に着いてしまった。。運転手に「降りるタイミング逃しちゃったよー、どうしよう!?」というジェスチャーで駆け寄ると、運転手もちょっとびっくりして、「Oh,まだ降りてなかったの?この先駅はないよ。それは困ったねー」と一緒に思案してくれる。
幾つか質問をされるが、全くわからない。フランス語はできるのかと聞かれ、「ノー、少しの英語だけ」と答える。いつの間にかスペインからフランスに来ていたようだ。向こうも英語は出来ないようだが、目的地を聞いているようなので、サン・ジャン・ピエ・ド・ポーと答える。それならバイヨンヌ駅に向かうのがベターで、少ししたら折り返しで逆方向に向かって進むから、このまま乗ってるといいとのこと。運転手さんのミラー越しに見える席に移動を勧められた。どうやら駅に着いたら乗り過ごさないよう声を掛けてくれるらしい。これでひと安心!駅に着いたタイミングでここだよと伝えてくれる。グラシアスとお礼を言ってしまったが、ここはもうフランスだった。メルシーと言うべきだったな。
17:00 バイヨンヌ駅到着
バイヨンヌのバスターミナルからバイヨンヌの駅までに4時間も掛かってしまった。もう急いでも仕方がないと腹をくくる。駅の電子掲示板で、バイヨンヌからサン・ジャン・ピエ・ド・ポー行きがあるこをと確認する。窓口でサン・ジャン・ピエ・ド・ポーまでのチケットを購入する。19時発だ。ゆっくり食事を取ることにする。途中ふとスペインとフランスの時差が気になる。もし1時間の時差があれば時間はあまりない。駅の時計で確認したが、時差はないようだ。食事を終え、列車に乗り込む。
18:06~19:22 バイヨンヌ~サン・ジャン・ピエ・ド・ポー(10ユーロ)
列車のチケットを再度確認してみる。2行に分かれていて、途中でシャトルバスに乗り換えが必要の模様。少しづつ人が降りていって、残ったのはフランス人の夫婦と韓国人の男性と女性の2人。韓国人はバックパックを持っていたので、同じスペイン巡礼のようだ。途中でシャトルバスに乗り換え、サン・ジャン・ピエ・ド・ポーに到着。
怖れていたことに、列車でないので駅でなく、閑静な住宅街の真ん中で降ろされてしまった。街灯も少く、かなり暗い。時間がなかったので、自分はガイドブックさえ持っていない。韓国の人がフランス人男性にアルベルゲ(巡礼者用宿)はどこかと聞いているようだ。自分もフランス人女性に聞いてみる。方角はわかったが、辿り着ける気がしない。取り敢えず韓国人の後ろをついて行ってみる。
そういえば最初に巡礼事務所に行ってクレデンシャル(巡礼手帳)をもらう必要があった気がする。何かいろいろわからない。取り敢えず普通のホテルを見つけてWiFi繋いで情報収集して、仕切り直そうと思い、ホテルがありそうな別な道に進もうとする。と、韓国人女性が手招きしている。同じ巡礼者として気にかけてくれてたようで、とても嬉しい。ところどころで韓国人女性が道を聞きながら進んでいく。もう自分は疲れて戦意喪失だ。韓国人男性と会話しながら後をついていく。韓国人男性の名前はリー、学生で1年休学していてこの巡礼に参加したとのこと。来年からはデンタル(歯)関係の仕事をするそうだ。女性はユンという名前でジュニアハイスクールで歴史を教えているとのこと。1ヶ月のバケーションを利用してこの旅に参加したそうだ。
20:00 巡礼事務所到着
20:20 アルベルゲ到着(10ユーロ(朝食込))
無事クレデンシャル(冒険の書)を入手。
さあ、冒険の始まりだ!!