40代からのRailsエンジニアへの道~アルバイトから開発経験を積む~

Webプログラミング

プログラミングスクールは今は沢山あって、プログラミングを学ぶことの敷居はかなり低くなっています。

そして、プログラマーの人材は不足しています。なので、プログラミングを習得するとすぐ職が得れて、すぐ高給が得れたり、フリーランスで活躍できそうな印象を受けます。が、プログラマーの人材が不足しているのは2年以上の開発経験者で、実は経験者を取り合っているだけだったりします。プログラミングを習得してようと、実務未経験者は相手にもされません。

プログラミングの習得よりも、プログラミングを習得してからどのように開発経験を積むか(仕事を得るか/転職するか)こそが一番大切なのに、ここが抜け落ちている(プログラミングスクールが、プログラミングを習得さえすれば人生好転すると宣伝するのは、受講者を集める為仕方がないことですけどね)のでここに焦点をあててブログを書いていきたいと思います。

侍エンジニア塾というのがあるのですが、未経験からフリーランスにというのを謳い文句にしています。WEBエンジニア(プログラマ)になりたい人の多くはフリーランスにもなりたいと思っているので、非常に魅力的なキーワードです。下記は3ヶ月でフリーランスエンジニアというタイトルですが、記事をよく読むと実際は3ヶ月でエンジニアとして就職し、ゆくゆくはフリーランスになりたいという記事だったりします(※2021年12月時点で、タイトル修正されていました)他の記事では実際にフリーランスエンジニアになれた方もいるのですが、メンター(インストラクター)の方の個人的な繋がりでたまたま仕事を紹介してもらったのがきっかけなので、誰もが運よく未経験からフリーランスエンジニアにはなれるわけではありません。

スキル・経験ゼロの大学中退生がプログラミングを学んで就職できた理由 | 侍エンジニアブログ
この記事では「 スキル・経験ゼロの大学中退生がプログラミングを学んで就職できた理由 」について、誰でも理解できるように解説します。この記事を読めば、あなたの悩みが解決するだけじゃなく、新たな気付きも発見できることでしょう。お悩みの方はぜひご一読ください。

自分もクラウドソーシングと呼ばれるランサーズクラウドワークスで案件を取ってみようと思いましたが、やはりどの程度の案件なら自分が対応できるのかわからないですし、そして妥当な値段もよくわからなく、かつプロジェクトには複数の人が応募していて、その中から選ばれるにはやはり実績がないと難しいので、自分は早々に諦めました。2年程度実務経験を積んでからなら、フリーランスとしてやっていけると思います。レバテックフリーランスのようなエージェントを通すのも手ですね。



プログラマーの人材が足りていないのに、未経験者(学習済み)のプログラマー雇ってくれないんじゃプログラマーはいつになっても増えないじゃん、どこで2年間の経験を積めばいいの?という解のない問題に突き当たります。ここは大きな課題で、これが解決できるサービスがあれば流行るのではと思いつつも、まあ難しいですよね。

ただ20代の若者にはポテンシャル採用という特典があります。これは最強の武器ですね!企業が採用したいのは、ちょっとだけプログラミングの勉強した若者 >> 結構プログラミングの勉強したけど若くない です。若さは大いに活用しましょう!

DIVE INTO CODEというプログラミングスクールがいいことばかりでなく、現実を記事にしてくれていました。20代/30代/40代の卒業生の就業についての記事で、年齢が上がるに比例して厳しい現実が記載されています。40代の方は20社応募して全敗とのことでした。ただこちらでは、卒業生によるセカンドチームという受託開発チームで実務経験を積むことが可能で、そこで実務経験を積みつつ、その後フリーランスとして案件を取れるようになったそうです。

プログラミングだけでなく、実務経験も積ませてくれるのはとても有難いですね!

Webエンジニア就業成功者が語る! スクールと現場のハザマ 2018 〜年齢の壁をぶっ壊せ!

自分の話しに戻すと、自分も40代なので、正社員に絞らず、派遣、アルバイトまで対象を広げて活動しましたが、ほぼ全滅でした。自分も20社くらいは応募していたと思います。Railsという軸は決めていて、その他の希望としては自社サービス、無理なら受託、それも無理なら客先常駐案件(SES)でもいいやと思っていたのですが、客先常駐案件(SES)は客先に応じて違う言語になってしまう可能性もあるので、結果的に客先常駐案件(SES)は選びませんでした。

時給1000円程度のアルバイトの応募ですら、採用されない現実にかなりへこみます。それでも1社面接の連絡を頂き、無事採用となりました(自社サービス開発/時給1100円)。アルバイトといえども、職務経歴書も提出して、これまでの経歴も細かく聞かれて、どちらかというと正社員の採用面接に近い感じがしました。

自分はアルバイトであれ実務経験を積むという最初の高いハードルを突破できたので満足ですが、プログラミングの習得よりも最初の仕事を得るまでのハードルの方が高く、年齢にもよりますが、アルバイトでさえ職を得るのは難しい場合もあるということを知っておいて貰えたらと思います。

自分が再度プログラミングの勉強から転職までをやり直すとしたら、下記のようにすると思います。

  1. ProgateHTML/CSS/Ruby/Ruby on Railsをゆっくり時間を掛けて2周する
  2. Ruby on Railsチュートリアルを2周する
  3. 就職活動を踏まえてプログラミングスクールを選ぶ
  4. ポテパンキャンプ:年齢制限がありますが、しっかりしたECサイトが作れるようになるスクールはここくらいなのかなと。また、就職先は自社内開発のみでSESはなし!というのも魅力ですね。
  5. DIVE INTO CODE:上でも書きましたが、受託開発で経験を積むこともできるのが魅力ですね。



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