昨年の10月に、DIVE INTO CODE 主催のDEMODAYに出場しました!その時の様子は下記に記載しています。
駆け出しエンジニアの登竜門「DEMODAY」で賞を頂きました!
今回は最優秀賞を受賞した川北さんに、このDEMODAYをどのように捉えていてどのような気持ちで挑んでいたか、他の人とどういった点が大きく異なっていたか、今何をされているのかをインタビューしてきました!
川北さんは、高齢者(その家族・親族)とフィットネストレーナーを繋ぎ、高齢者の健康寿命の延伸とフィットネストレーナーの収入増加を目的としたWebアプリケーションFitNextで、最優秀賞を受賞されました。
DEMODAY優勝おめでとうございます!
ありがとうございます!
その後はどのような活動をされていますか?
ピッチに2回ほど出場しました。
高齢者施設(老人ホーム)に足を運んで、ユーザヒアリング(スタッフの方や高齢者の人)、リハビリとトレーニングの違いを学んでいました。
そして、カウンティアの社長と田原さんに会って、下記フィードバックを貰いに行ってました。
良かった点:ターゲットが明確になっていること、価格設定が明確になっている、社会的な課題解決になっていること、トレーナーとユーザ双方にメリットがある
改善点:高齢者の集客をどうするか、保険の適用を考えてみては、継続性を如何に担保するか
※ ビジネスタレントの田原さんは、DEMODAYの司会をされた方です。
保険の適用というのは発想に無かったと思うので、いいアドバイスを頂きましたね!
いつ起業したのでしょうか?
投資家から投資の話しを頂きましたが、小資本で事業化できているので、現時点では資金調達の必要性を感じずお断りしました。税制面の観点で、売り上げが年1500万を超えたら法人化しようと思っています。
今はどのようなチーム体制なのでしょうか?
チームは3名です。1人はライティングとマーケティング、管理栄養士、トレーナ。
プログラミングの学習は続けていますか?
続けています!PHPでサクラフィットネスの2号店(高齢者向け)のLPを作っています(2020年2月オープン予定)
※ サクラフィットネスの単なる会員だった川北さんが、高齢者向けの2号店のオープンと同時に、サクラフィットネスのCTOとして役員待遇でJOINします。元々サクラフィットネスの方と知人だと思っていたので、単なる会員だったという話しを聞いて、運を引き寄せる人/掴み取る人っているんだなと!ジムの会員とパーソナルトレーナーという常識的な枠を超えて、アイディアを持ちかけてビジネスパートナーになるという行動が、普通の人と違いであり、DEMODAYで最優秀賞を受賞し、CTOとして迎えられる結果に繋がるんだなと思いました。
高齢者向けの2号店のオープンという話しにも繋がり、サクラフィットネスさんとしても事業の幅が広がったようです。川崎から千葉に出向い甲斐がありました!!遠くなければ、頻繁に会って運を引き寄せる行動を盗みたいとこです!
収益はどんな感じでしょうか?
生活に必要なだけの収益は出せています。
FitNextだけで生計を立てられているのでしょうか?
FitNextは予選終わってから収益化(予選の時はトライアル、予選後からお金を頂く)しました。FitNextとブログ収益、パーソナルトレーニングが収益源です。
予選後もトライアルなのかなと勝手に思ってましたが(売り上げが幾らの話しは無かったので)、既に売り上げが発生していたのですね!
川北さんの本選の堂々としたプレゼンは圧巻でしたが、唯一売り上げを発生させているという自信が奥底にあったからなんでしょうね、今納得しました!
※ ファイナリストの残りのメンバー全員がプログラミングで精一杯の状態の時に、彼だけが高齢者施設を地道に回って営業活動していたことを聞き、凄く考えさせられました。
DEMODAYファイナリストの中で自分は実務経験が無かったので、プログラミングで勝負したら負ける。なので、ビジネス観点で勝負しようと思っていました。
なるほど!!実務経験がない人に取っては励みになりますね!ビジネス観点が優れていれば、実務経験が無くてもDEMODAYで優勝できると。
全てが順調に進んでいるように思えますが、逆に今抱えている問題などはありますか?
高齢者向けなので、ノートPCやiPadにSkypeをインストールするのを手伝うところがネックですね。あとは、実店舗(2号店)のジムとFitNextをどう融合(相乗効果を出す)していくかですね。
今後について教えて下さい!
下記を考えています。
・LINE@で相談し放題プラン
・動画を限定配信(30日ダイエット)
・上記セットプラン
川北さん、ありがとうございました!
皆さんはどのように感じたでしょうか。プログラミングとビジネス観点の両輪が必要で、今回の川北さんのように、ビジネス観点に重点を置いて、必要最低限のプログラミングをそこに乗せるというのは、プログラミングに囚われ過ぎた人に取っては目から鱗な部分もあったのではないでしょうか。
素晴らしいプロトタイプを作って投資家から資金調達するのも一つの手ですが、小さく初めて収益を上げながら、必要に応じて機能を追加する方法もあるんだなと考えさせられました。
川北さんのTwitter
FitNext広報Twitter
FitNext公式ブログ
今回は、サクラフィットネスで川北さんのパーソナルトレーニングを受けてきました!
特製ドリンクで休憩
フロントブリッジ(60秒)
サイドブリッジ(60秒)
サクラフィットネス代表のさくらさんと川北さんと