TICAD7 Official Side Eventsの「アフリカビジネスプラットフォーム~アフリカの若者が支援する日本企業のアフリカ進出~」に参加してきました。
※ TICAD7:第7回アフリカ開発会議
「KAKEHASHI AFRICA」とは、ABEイニシアティブ(African Business Education Initiative for the Youth)を利用して日本でMaster’s degree(修士号)を取得したアフリカ人のコミュニティ(Business Platform)です。
日本のMaster’s degreeを取得したアフリカ人は、アフリカにおける金の卵、日本企業にとってはダイヤモンドの卵です!
南アの代表の方が、Professional Business Platfrom「KAKEHASHI AFRICA」について説明してくれました。
「KAKEHASHI AFRICA」が、日本企業のアフリカ進出をサポートします。
日本に2年以上滞在し、Master’s degreeを取得し、日本企業でインターンシップを経験します。
日本文化を理解している、日本の常識が通じるというのはとても大きいですね!
彼らとしても、せっかく日本で得たネットワークが途絶えてしまうと勿体ないので、実用的に活用できるまで強固なものにしたい。
架け橋コミュニティを通じて、雑誌を創刊できたそうです。
・パネルディスカッション
ペン持っていくの忘れるという失態をしてしまったので、内容を殆ど忘れてしまいました。ケニアとコートジボアールの人は自国に戻っていて、エジプト、モロッコ、カメルーンの人は関西で働いているそうです。
コートジボアールの男性は、フランス語圏なので、英語圏に比べてビジネスが数年遅れてしまうのが課題と言っていました。料理は美味しいけど、ビジネスの環境が整ってないのでしょうね。なので、フランス語圏の優秀な人は、自国ではなく、ナイジェリアなど英語圏の他国に行って起業したりします。
モロッコの女性は、とにかく旅行でもいいから来てと言っていました。たぶんあなたがイメージしているものと実際に見るものは違うだろうから。カメルーンの男性は、「遠いじゃない!」「遠くない!」を力説してました(物理的距離というよりも、心理的に遠く感じている日本人に対して)。
Q&Aでは、アフリカのとある政府に申請に行くと、あれを出せこれを出せと一杯要求するけど、その後ノーレスポンスだったり、ビジネスをやるにはあまりにも透明性に掛けているという意見も出ました。日本人/日本企業に来て下さいというからには、そのあたりの改善をするよう各国政府に働きかけて欲しいと思います。
法政ビジネススクールの教授(ABEイニシアティブの責任者?)が「Easy maney, easy go!」を力説してました。
「じゃあ、大事なことは何だ?」の問いに、ABEイニシアティブ卒業生からは「Education!」との回答があり、彼らは教育によって未来が変わったので、ちょっと胸アツでした。
後列は日本人もいましたが、前列はほとんどアフリカ人でした。既に修士号を取得していて自国からTICAD7に合わせてきた人、現時点で北海道や新潟、東京、関西などの大学院に通っている人が集まっていました。日本で過ごしたアフリカ人なので、アフリカンタイムではなく、ジャパニーズタイムを理解していて、開始時間には皆さん着席していました!
修士号を取得して、日本や自国に戻って活躍している人達です。